で、3つ並んだ席の最後に女性が座る(アチキは真ん中)。
フェミニストのアチキは「せっかくですから、せうぞーさんの隣に座りませんか?」と声かけ。
女性、畏れおののく。
せうぞーさん「茶尾さん、オレの隣じゃ嫌?」
硬派じゃの~、せうぞーさん。
そして松久劇場の幕が切って落とされた。
内容は出力の手引きWebに掲載されている内容が7割。されど何度も読んだり聴いたりすることは必要な時間。
で、感想
オーバープリント
素朴な疑問として、レイアウトアプリで透明(乗算)が使えるようになった時点でオーバープリント機能は必要ないのでは?とつくづく思う。そもそもノセ(オーバープリント)の利点ってフィルムを使っていた頃の話でしょ? フィルムレスのCTPになって見当ズレで地の白が出てくるのは、よほど印刷オペレータの程度が低いか、機器が古いかのどちらかだと思う。
Blackオーバープリントは利点よりもデメリットの方が目立つ。下図のようにスミ文字にオーバープリントがかかっていると濃度が違うため、ほとんど直しが入る。
つくづくアプリのデフォルトでオーバープリントは破棄するべきものだと思う。そうすれば白オーバープリントの問題も解決できる。それでも版ズレで白が出るのがどうしても嫌!というならトラッピングで処理すべきなのでは? 一度も試したことないけどTrueFlowにはIn-RIPトラッピングという機能があると云う。ただ(以下略
出力機によって結果が違う
プリントゲラと出力結果が違う。他社で出力した時と結果が違う。よく聞く話だ。Adobe純正RIPを搭載していてもRIP演算にかける前の解析・修正処理、GUI、JDF、Utility、Screening等が各社違うことを図で説明されていた。やはりと思う。APPE搭載プリンタが出ててきても出力結果が同じとは限らないと話されていた。
会社宣伝
・ScreenからAdobeへのレポート件数は世界中のベンダーで最多
・修正内容から実際の効果を知っている
・修正を有効にする方法を知っている
・国内3000台、全世界7000台からフィードバック
・最新ビルドはいち早く検証
個人的に一番感動したのがこの会社宣伝だった。出力の手引きWebを愛読している身にトラブル事例は非常に役立つ。しかし、、、ある意味ネガティブな話題でもある。PDFはダメ、最新アプリはダメといった印象を与えかねない。このことは同様に愛読している吉田印刷所さんのDTPサポート情報ブログについても云える。実際は生データ入稿よりこちらの環境で開くことのないPDF入稿の方がはるかにリスクは少ないのだが。。。このことが広まっていないためにPDF入稿が普及していないのでは?と思ってしまう。
懇親会でこの話をしたところ「マイナスを隠さず出すことで信頼を得る」のだそうだ。となると、、、プラスを宣伝するのはユーザーと読者しかいない。
トレンドセミナー情報でも書きましたが、もう一度、書きます。
出力の手引きWebに掲載されている内容はTrueFlow以外のRIPを使用されている方にも非常に役立つ内容なのです。
ただ、、、これを読んでいる製作者はどれだけいるでしょうか?
TrueFlowは「データに忠実に」という意図で設計されていますが、多くの人は「見た目(ゲラ)に忠実に」です。
書かれている内容を理解できる人がどれだけいるでしょうか?
シアン20%の平網がシアン100%の網点で出来ていることを知らない人がいます。シアンの網点はシアンで出来ていると思っている人がいます。
製作者にあまりに多くのことを期待しているような気がします。
最後に「グレースケールとK」の話が質問として上がっていた。
この話は2時間かかる深い内容のようだ。自分がグレースケールで迷路に入り込んだのは、自分がバカだからのではなく難しいからなのね(´▽`)
2 件のコメント:
jdash2000さんのTwitterを覗き見して、MM岩手さんが詳し~く説明されてるのを知りました^^
笹川さん、ありがとね~ ヾ(´▽`)ノ
こんにちは。
こんなとこでブログをやっておられるとは知りませんでした…。
MM岩手氏のグレースケールに関する説明ってどこですか?
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