リストラなう!その10 『電子書籍の衝撃』の衝撃でたぬきちさんが
改めてiPhoneで読むと『電子書籍の衝撃』は衝撃を伴って僕を襲った。と書かれているが、残念ながら自分はPCにて読んだ。ついでに電子書籍と呼ばれるものを読んだのはこれが初めて。T-Timeを使うのもこれが初めて。
これだ、これだ。この感覚は、22年前にMacintoshで動くHyperCardを見たとき、もっと前にマウスだけで操作する初めてのアプリケーション、MacWordやMacPaintを知ったときの目眩に似てる。PCの画面から飛び出して掌にぼつんと落ちた電子書籍は、音を立てて崩れようとしている出版界のなかで、緑の芽を出したばかりの種のように見えた(ナウシカのラストシーンを思い出せ)。
これはぜひ体験してほしい。
本の内容は割愛。T-Timeを使った感想のみ。
AdobeReaderに付箋の機能がつけばT-Timeはいらね。
で、「Adobe Reader 付箋」でググった結果、ヒットした
PDF-XChange Viewer
チラッと使った感じ、いいね!(ツールバーがゴチャゴチャしているのが気に入らんが)
PDFでの校正のやり取りはこいつで事足りるといった感じ。今まで使ったことがなかったのが後悔するくらい便利。まだ使ってない人は騙されたと思って使ってみるべし!
話しを戻して、コピペできない電子書籍に一体どんな意味があるのか全く持って分からない。
デジタルって良くも悪くもコピペだと思うんです。著作権保護からコピペを禁止してるのだと思いますが、記事の一部をblog等に引用したい、メモとして残したいという場合、非常に使い勝手が悪すぎる。多くは一部引用として用いられるのですから、ソース元さえ明記してあればそれでいいんじゃないかと思うのです。そんな意味でtaberarelooの文化がもっと広がって欲しい。
いま編集者に求められているのは、「ダウンロードできないもの」を作ることなのかもしれない。
ように著作権保護とかでコピペを制限するのではなく、とことんコピペできるようにしてコピペできないところで勝負するしかないんじゃないかと思う。ホントそう思う。
Keyring PDFはまだ読んだことがないが、DRM嫌いを読む限りそこまで不自由な思いをしてまで読みたいとは思わない。
作り手側はどんどん便利になっていくのに読み手側が不便というのは一体何なのだ?
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