2010年2月26日金曜日

見開きレイアウトのノド側の塗り足し

RRRさんの「見開きレイアウトのノド側の塗り足し」のトホホな真実。そして作業の効率化ってなんなんだろうを考える。を読んでの感想。

これっ、アナログ版下を経験した方なら理解できると思うのですが、無線綴じの場合、ノド側部分に塗り足しを入れてたことがあるのです。もっともノドの塗り足し部分はミーリングで削られるので意味のない作業でもあるのですが。。。

3. クライアント「塗り足しは左右ドブともにすること」との通達を各制作会社にする。

の部分を読んで(あぁ、このクライアントはアナログの面付版下を目にしたことのある人だな)と察しました。

この無線綴じのノド側部分に塗り足しは会社によって処理の仕方が違うんですね。面付けでノド部分を白にしてしまう所と絵柄を伸ばして入れる所がありました。

ノド側部分の塗り足しが必要な製本方式に加除製本があります。
面付けは無線綴じと同じです。
加除製本にも対応できるようにするためかどうかは判断しかねますが、アナログ時代、無線綴じの面付けはノド側部分に塗り足しまで伸ばして行ってました。

で、これをDTPでやるとなるとホント大変な労力を要することになります。
昔、これを要求したクライアントがいまして、幸いなことにクライアント側に制作があった関係で、ノド側部分の塗り足しを含んだデータをクライアント側に作成していただきました(ドキュメントサイズを左右3mm拡大、アジロ面付けで塗り足しトンボは手書き)。

今だったら面倒くさいけど、面付けソフトでそれ様の台紙を作るしかない。
デジタル面付けソフトの塗り足しはアナログとは違うんだよね。

まずはアナログ面付けとデジタル面付けでは「ノド側部分に塗り足し」が違うということを理解していただかないことには。。。と、、、いつも思うのですが自分を含めて勉強してない人、大杉!

0 件のコメント: