2010年10月1日金曜日

マーカーはリキッドPDFでも連動する

談話室沢辺 ゲスト:深沢英次「電子『雑誌』フォーマットの可能性」
無料でこれだけのものが読めるなんて、いい時代になったなぁ~(涙
深沢  みんな知らないんだけど、PDFはリキッドレイアウトもできるんですよ。Adobeリーダーには「折り返し」という表示のメニューがあるんです。PDF内にテキストがあれば、「折り返し」を選ぶと画面の大きさに合わせて文字が折り返して表示されるんです。けっこう文字のレイアウトは崩れちゃうんですが。でも、基本的にはそれができる。
Adobeサイトには
Acrobat は、タグなしの文書に一時的にタグ付けしてから、折り返しを行います。PDF 文書の作成者は、文書をタグ付けすることで折り返し表示用に最適化できます。タグ付けされていれば、複数のブロックに分かれたテキストが正しく折り返され、内容が適切な順序で表示されるので、複数のページや段にまたがる文章に他の内容が割り込むことがなく、読者がスムーズに読み進むことができます。

早速、サイトをPDF変換してから書き込みテスト。


こいつをAdobe Readerで開いて【表示】→【ズーム】→【折り返し】してみる。

はい、想像通り書き込み部分は移動してました。
で、気になるマーカー部分は

連動してます。リキッドレイアウトにするとテキストに下線が表示されます。
マーカーはテキストのタグに書き込まれたと勝手に仮説を立てる。
ほぅほぅ、するって~と書き込んだ図形もテキストや画像に連動するタグをつければ、位置がズレずに表示が可能ということだよな(できればの話だが)。この辺の話は掘り下げればもっと面白くなりそう^^

枯れた技術の水平思考って考え方は
深沢  すでにある技術でも、もっと徹底して使い込んじゃえば、いろんなことができるんじゃないのって思っているっていうことなんですよ
これに尽きるな。今まで余りにも上っ面でしか使っていなかったことを痛感する。

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